スクールポリシーSchool Policy

Ⅰ. グラデュエーション・ポリシー

育成を目指す資質・能力に関する方針

本校は、教育基本法および関係法令の下、建学の精神「個性を伸ばすハイレベルの教育」、ならびに学校教育目標「『利他・叡智・剛健』を兼備した次代を担うリーダーたる人間を育成する」を基本方針とし、中高 6 年一貫教育を通じて、国内外の社会で主体的に学び続けることのできる人間の育成を目指す。この教育理念を具体化するため、本校では以下の資質・能力を育成する。

1. 人間性 Humanity

  • 自他を尊重し、多様な価値観や文化的背景を理解しながら行動できる豊かな人間性
  • 規律ある学校生活を基盤とし、社会の一員としての責任と倫理観を備えた態度
  • 困難な状況においても粘り強く挑戦し、他者と協働して課題解決に取り組む姿勢

2. 学びに向かう力 Learning to Learn

  • 自ら問いを立て、探究し、振り返りを通じて学びを深める力
  • 自立した学習者として、自ら計画を立て、自己管理を行いながら継続的に学習に取り組む力
  • 各教科の基礎学力を確実に身につけ、それに基づいた高度な思考力・判断力・表現力をもって課題を探究する力
  • ICT を適切に活用し、情報を収集・分析し、学習成果を多様な方法で表現・発信する力

3. 国際的な視野 International Mindedness

  • 英語をはじめとする言語運用能力を基盤に、国際的な課題に関心を持つ姿勢
  • 異文化を理解・尊重し、他者と建設的な対話を行う力
  • 地域社会と国際社会の双方に目を向け、よりよい社会の実現に貢献しようとする態度

Ⅱ. カリキュラム・ポリシー

教育課程の編成及び実施に関する方針

本校は、6年一貫教育の特性を生かし、生徒の発達段階に応じた体系的な教育課程を編成・実施する。

1. 教育課程編成の基本方針

  • 中等部では、基本的生活習慣・学習習慣の確立と、探究的な学びの基盤形成を重視する。
  • 高等部では、将来の進路を見据えた主体的な学習と、思考力・表現力・判断力等の高度化を図る。
  • 国際バカロレア(IB)MYPおよびDPの教育理念・教授法を取り入れ、知識の習得にとどまらない対話的かつ深い学びを実践する。
  • 教育課程の設計・実施・評価を一体的に捉え、指導と評価の連動を通じて教育の質を高める。

2. 学習方法・教育の特色

  • 教科横断的な学習を通じて、知識を関連付け、現実社会の課題と結び付けて考える力を育成する。
  • MYP(中1~高1)では、探究型学習と形成的評価を重視し、ATLスキルを段階的に育てる。
  • DPコース(高2・高3)では、TOK・EE・CAS等のコア科目を含む各科目を通じて、グローバル社会において課題を解決するために必要となる高度な思考力・判断力・表現力を育成する。
  • 文理コース(高2・高3)では、各教科の基礎学力を確実に定着させ、段階的に応用力・思考力を伸ばすことを重視しつつ、将来の多様なキャリア形成に対応できる力を育成する。
  • 1人1台タブレット端末環境を活用し、GoogleWorkspace・ロイロノート等のICTツールを学習・協働・振り返りに効果的に用いる。
  • 留学生・帰国生を含む多様な言語的背景を尊重し、母語を含めた言語の多様性を学習資源として活用する。また、すべての教職員が「言語教師」として、授業・探究活動・学校生活全体を通じて言語力の育成に努める。

3. 評価の方針

  • 学習指導要領およびIBの評価観点に基づき、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」を総合的に評価する。
  • ルーブリック(評価規準)を事前に明示し、生徒・保護者・教員と評価の目的や方法を共有することで、透明性のある評価を行う。
  • ルーブリック(評価規準)やポートフォリオを活用し、生徒自身が学びを可視化し、振り返りを行う評価を重視する。
  • 教員評価に加え、自己評価・相互評価を通じて、ATLスキルの成長を促す。
  • 教員間でのモデレーションや協議を通じて、評価の妥当性・信頼性・一貫性を確保する。

Ⅲ. アドミッション・ポリシー

1. 受け入れに関する基本方針

本校は、学校教育目標「利他・叡智・剛健」を理解し、6年間の中高一貫教育を通じて学力と人間性を高める意志を持つ生徒を受け入れる。大学進学を含む多様な進路を見据え、自らの可能性を広げようとする姿勢を重視する。多様な背景や価値観を尊重し、互いに学び合う姿勢を持つ生徒を歓迎する。入学試験では、学力だけでなく面接や調査書で主体性・協調性・探究心を総合的に評価する。

2. 求める生徒像(全コース共通)

  • 学校教育目標に共感し、学校生活の中で実践しようと努める生徒
  • 自ら考え、課題解決に取り組む主体性と責任感を持ち、継続して学習に励む生徒
  • 多文化理解と国際的視野を持ち、異なる価値観を尊重できる生徒
  • 学力の伸長だけでなく、自己理解を深め、将来社会で活躍するための基礎力を身につけようとする生徒

3. 求める生徒像(DPコース)

  • DPコース2年間の学習に対して責任を持ってやり抜く強い意志と、高い自己管理能力を有する生徒
  • MYPにおける評価が4.0以上であり、なおかつ、CEFRA2以上の英語力を備えている生徒(多様な言語的背景を持つ生徒については、日本語能力検定試験N2程度を目安とした、学習に支障のない日本語力を求める)
  • 「IBの学習者像」を常に意識し、「ATLスキル」の向上に常に努める生徒

4. 選抜の方針

  • 学力のみならず、思考力・表現力・学習意欲・適性を多面的かつ総合的に評価する。
  • 各種入学試験や提出書類等を通じて、本校教育への理解度および将来的な成長の可能性を重視する。
  • 多様な生徒の受け入れを重視し、特別な教育的ニーズがある場合には、個別に合理的配慮を行う。
  • 留学生・帰国生については、日本語または母語を用い、思考力や学習への姿勢を適切に評価する。