もう一つの14期卒業エピソード
3月1日の14期卒業式、その後の謝恩会には、退職された寮監の先生も駆けつけてくださいました。
「間違っているものは間違っている。
他人に迷惑をかけるな!」
その生活指導は、日本人寮生に対しても留学生に対しても一貫しており、ときには烈火のごとく怒られることも。
一時は嫌いになってしまった寮生もいたかもしれませんが、一本、指導に筋が通っており、本当の意味で愛情深い「嫌われる勇気」を持った先生でした。
その先生が無理をおして駆けつけてくださったので、卒業生にもそれが伝わり、涙する卒業生がいました。
寮は、家のようで家ではなく、「まあ、これぐらい良いか」と生徒も教職員も、ともすればなってしまいがちですが、先生と卒業生の姿を見て「かくありたい」と思いました。
あっという間に月日は経ち、桜が満開に。
新入生を迎え入れる季節がめぐってきました。
また新しい「出会い」と「挑戦」の始まりです。
(国際交流部長 杉原大輔)