芯ある医療従事者に〜軸足ブラさずまっすぐと!
立派な芯のある医師・看護師になった9期生の2人が姿を見せてくれて、嬉しかった!!
初めて面談した日のこととか、家族のことを聞いた日のこととか、厳しい書類審査を勝ち抜いて国連大使になりきって議論や交渉をする模擬国連の全国大会「全日本高校模擬国連大会」出場ができることが決まって職員室でガッツポーズ!
国際連合大学に引率した時のこととか、受験勉強が佳境に入ってストレスがたまり、体育を休みたいと行った時のこととか…
いろんなことが走馬灯のように蘇った。
一方は、高校生時代の思いを忘れず、家族が訪問看護や地域の方々のサポートを受けた事柄に感謝しながら、ハードなICU勤務を自ら買って出て、昼夜を問わず、自分の目指す看護師像を追い求めている。
また一方は、6年間医学部で学び続けた成果が実り、先週「医師免許状」を手にしたばかりだという。
2人とも現役時代に面談や面接試験で語っていたことをまっすぐと発展させていて、なんだかまぶしく見えた。
自分のためだけではなく、他人のためにも生きられる人、かつ軸足をブラさずにやり続けられる人って、やっぱり素晴らしい!!
9期学年団は、高3進級時に、頼りになる先生が転任されるとわかった時、暗雲たちこめたけれど、「大丈夫! 僕らが1.2倍、いや1.5倍頑張れば、こんないい子たちをちゃんと送り出せないはずがない」。
そう語り合い、全力でぶつかった学年だ。
今、国際バカロレアDP生との医療形CAS企画の拡大企画を医師たちと相談中!
「コア科目や複数教科、社会とのつながりを意識して、生徒たちの主体性をもっと引き出し、芯のある生徒たちを送り出したい」と思うと同時に、「送り出した芯のある若者たちと集って一緒に運営できたら」とも思った。
自分は、生徒たち一人ひとりの可能性を伸ばす教育者。
彼女たちに負けぬよう、軸足ブラさずまっすぐと、自分の教師道を極め続けたいと思う。
(国際交流部長・9期学年団 杉原大輔)