高2ACT留学生、カンコー学生服(株)主催「全国学校制服写真コンテスト」で堂々入賞!!!
子どもたちの夢と学びを応援するスクールソリューションカンパニーの菅公学生服株式会社主催「学校制服フォトコンテスト」。
受賞したAsahijuku Camera Team(ACT)の留学生と一緒に授賞式に参加してきました。
デザイン、ファッション、ライフスタイルのイベントをはじめアート、クラフトの表現を世界にむけて発信していく表彰会場”LIGHT BOX ATELIER”に着いてみなければ、何の賞を受賞できるかは不明…
されど、生徒本人と引率教員ともに「飛行機代、全額出します」「ホテル宿泊費、全額出します」という大盤振る舞いの条件で、東京の南青山で開催される授賞式への出席を請う連絡が、本校ACT顧問である高取先生のもとに届いたのですが、残念なことに授賞式当日はのっぴきならぬ予定が…
そこで急遽、池田にお鉢が回ってきたという訳です。
場所は、、池田の学生時代の古巣たる花の大東京!
しかも、上品でお洒落なエリア、東京の青山。
瀟洒な住宅が並ぶ、骨董通り沿い。
授賞式会場は、アート系の複合ビルヂング。
そんな素晴らしい場所で、朝日塾中等教育学校・高等部2年の杨嘉彤(ヨウカトウ)さんが、「審査員特別賞」を受賞しました!!
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■作品タイトル 「廊下でダンス」
■作品解説・アピールポイント
短い昼休みの間に即興のダンス。
急に踊ったので、みんな驚き、人山が出来てしまいました。
恥ずかしかった・・・
■受賞者あいさつ
この度、第3回制服フォトコンテストにおいて、このような栄誉ある賞を頂戴し、光栄に思います。
ありがとうございます!
私の作品の好きなところは、友達の笑顔です。
楽しみながら撮影している様子や、回ったことによる綺麗なスカートの広がりが、お気に入りポイントです!
この作品の工夫したところは、友達の笑顔が一番よく見えるタイミングでシャッターを押すことです。
タイミングを合わせるために、かけ声をかけたりしました。
苦労した点は、天気によっては光が少なく、綺麗に撮れなかったため、日を改めたり、全員の顔がかぶらないように調整することです。
ありがとうございました。
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いま一度、作品をご覧いただきたい。
二人の親友の、人工的ではない満面の笑みと、個々の性格と気質が最前面に押し出された自然な表情とを。
杨嘉彤(ヨウカトウ)を、審査員特別賞に押し上げた五人の審査員の内のお一人は、次のようにおっしゃってくださいました。
「この作品には“3つの視点”があります。
一つ目は、ファインダーごしに親友である二人を見つめる作者である杨嘉彤(ヨウカトウ)の視点。
そして、二つ目。
それは、作品上の廊下でダンスする二人の親友。
そして、最後の三つ目の視点。
みなさん、もう一つ、三つ目の視点にお気づきでしょうか?
撮影する側とされる側、それらを包括するように外から、「何してんねん、おまえら」という外野の男子の視点。
私は、この男子の眼ですらこの作品に取り込まれていると、この作品を見て感じています」。
このコンテストは、今年で三回目。
三年で、なんと9000件近くの応募があったそうですが、審査員の方たちは厳正に観察し、審査してくださっている!
その証拠が、先程の審査員の方のコメントなんですね!
杨嘉彤(ヨウカトウ)さんも「そこが一番嬉しかった」とのこと。
ただ、「実際、そこまでおっしゃるなら、特等の金賞をくださいよ」と教え子贔屓の教師は思ったりもしたのですが、金賞は愛媛県の強豪校の写真部男子君の作品に。
そして銀賞は、現地で杨嘉彤(ヨウカトウ)さんと友だちになった岐阜県の、笑顔が素敵な女生徒が受賞。
杨嘉彤(ヨウカトウ)さんは、金賞に届かなかった自分の「悔し涙」を、頭を切り替え“笑顔”にし、当日友だちになった“岐阜の友”に転じて「嬉し涙」とし、「おめでとう」と近づき、大きなハグで他県の友たる受賞を讃えていました。
それを見て、感激屋の池田も少々もらい泣き(ぐっすん、おめでとう!)。
「『ちょっと体調が悪くなった』って言ったら、池田先生が全部持ってくれるって。
荷物全部持ってもらってしまいました」と杨嘉彤(ヨウカトウ)さんは、学年団の先生に池田の後ろ姿の写真とともに自己申告。。。
「いつの間に撮ってんねん(◎o◎)!」
東京羽田から、桃太郎空港への夜間飛行、最終便の機内にて。
(IB MYP社会と個人・国際交流部担当:池田大介)