国際交流部よりExchange activity

【研究発表】タイからの留学生が見た日泰医療比較 ~求められるやさしい日本語~(第28回岡山小児医療研究会)

朝日塾DP生の本間光海さん(現岡山大学医学部保健学科看護学専攻1回生)が取り組んだ医療系CAS活動がきっかけで、DP生たちが、医師たちと一緒に岡山城を貸し切って初開催した難病支援啓発イベント「Sakuraの会 in 春の岡山城」(2025年3月28日(金)~29日(土))。

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演者の一人は、朝日塾中等教育学校の初代DP生で、現在岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)で学ぶサンセムサップ・アンポン(アオ)さん。

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日本の医療とタイの医療を中心に、比較した発表をしたところ、県内外の医師たちを刺激。
学会発表の声をかけて頂いてブラッシュアップ。
6月8日(日)に、岡山国際交流センターで開催された第28回岡山小児医療研究会で発表することになった。

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〇演題
「タイからの留学生が見た日泰医療比較~求められるやさしい日本語~」

〇発表要旨
日本は、少子高齢化に伴う外国人の受入対応という課題を抱えている。医療における平等性等、優れた点がある一方で、①言語の壁、②医師の威圧的態度、③限定された診察時間、といった問題点を来日9年目の私は、実感してきた。他言語対応不足の背景には、日本語の孤立言語性や地理的要因もあるやもしれないが、外国人労働者が増えれば、その子ども達も増え得る。有事以前からのやさしい日本語対応力の養成が今、求められている。

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サンセムサップ アンポン(岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム3回生)
本間 光海(岡山大学医学部保健学科看護学専攻1回生)
杉原 大輔(朝日塾中等教育学校主幹教諭)
古城 真秀子(岡山医療センター小児科医長)
坪井 一哉(名古屋セントラル病院ライソゾーム病センター長)


【研究発表】タイからの留学生が見た日泰医療比較~求められるやさしい日本語~(第28回岡山小児医療研究会、2025年6月8日発表)


【関連YouTube】
「朝日塾DP生による講演・ディスカッション企画「誰もが生きやすい社会に〜難病とともに〜」(2024年3月9日:朝日塾中等教育学校にて実施)」.

「Radiomomo「夢一途に〜Dr達と組んで岡山城で難病支援啓発!がんばって生きましょう!!」2025年3月6日(木)生放送収録分」.

(国際交流部長 杉原大輔)