理科室からの風Science

イモリしんぶん19号 両生類はどこからきたのか

今回のイモリしんぶんでは、両生類の祖先と、現生の両生類に到達するまでの道筋について紹介しています。
学校の教科書では、両生類は魚類から進化したとされています。実際にそうですが、どんな魚から進化したのか知っていますか?
また、現生の両生類のなかまは、カエルやイモリ、サンショウウオのなかまが多いですが、他にはどんな両生類が存在していたのか知っていますか?

両生類が繫栄した時代では、現代よりももっと多くの種類の両生類たちが生息していました。しかし、なんだかんだあって多くの種が絶滅しています。現生の両生類たちは、その生存競争や地球環境の変化に対し、運よくたまたま生き残った種類の子孫です。そう考えると、あのイモリたちの顔つきに歴史を感じますね(私は感じません)。

今回、この新聞には載せられなかった両生類たちの頭蓋骨(とうがいこつ、と読みます)を紹介しています。昔の両生類って、頭が三角だったのですね。

※今回の新聞で言及していますが、引用文献のルールは、哺乳類科学という会報誌の掲載ルールに従っています。文献の引用の仕方は、論文か書籍か、書籍でも日本の書籍なのか外国で出版された書籍なのか、など引用する媒体によっても引用の仕方が異なります(ちなみに論文においては、WEBサイト引用は査読がないのでしません)。また、掲載する雑誌によっても引用ルールが異なります。
※朝日塾中等教育学校では、引用文献の引用ルールをまとめたものがあるので、レポート作成時に参考にしましょう!わからなかったらメディアセンターまで聞きに行ってください。
(竹谷)
イモリしんぶん19もういない両生類の頭
エリオプス
ディスコサウリスクス


イモリしんぶん19