理科室からの風Science

イモリしんぶん23号 生餌の試行錯誤シーズン3

以前のイモリしんぶんで、コオロギについて紹介しました。
当初はあまり食べてくれなかったコオロギですが、慣れてくると食べるようになりました。
今回はそのコオロギの飼育と維持について紹介します。

まず、学校(あと教員宅)で飼育しているのは、フタホシコオロギというコオロギです。
大人になると幼体のイモリよりも大きくなります。
イモリに与えているのは、1齢から2齢くらいの小さなコオロギです。
幼体イモリは採餌がとても下手ですが、コオロギが止まっているスキに食べているようです。

次に、フタホシコオロギの飼育についてです。このフタホシコオロギは亜熱帯地域に生息しているコオロギです。
そのため、冬場の日本では飼育は難しいです。そこで、恒温器(温度を一定にする機械)を使って飼育しています。
この恒温器は、だいたい28℃程度を維持しています。(ちなみに、学校の恒温器は科学部が作成したものです!)

コオロギの生産については、化粧品用のコットンを使って産卵場を作っています。
オスメスがそろえば勝手に増えてくれます。
新聞内で紹介しているので、また見ていただければと思います。ぜひ読んでください!
(竹谷)
イモリしんぶん23
コオロギ

イモリしんぶん23