イモリしんぶん32号 イモリの文献記録シーズン3
今回のイモリしんぶんも、文献記録シリーズです。そろそろ飽きたでしょうか?
前回のイモリしんぶんでは、倭漢三才圖會について紹介しました。この本は江戸時代の本です。
江戸よりも古い文献はあるのだろうか・・・。ということで、探してみると意外とありました。
江戸時代の初期ごろには、中村惕斎(なかむらてきさい)によって書かれた『訓蒙図彙(きんもうずい)』という百科事典が出版されています。
また、もっとさかのぼると、平安時代に源訓(みなもとのしたごう)が編纂した『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』という漢和辞典に記載がありました。
アカハライモリは昔から認知されているようですが、よくよく読んでみると、イモリとヤモリ、トカゲの区別があまりついていないようです。
今回のイモリしんぶんでは、文献記録の紹介や書物で紹介されている動物の描写について紹介しています。ぜひ読んでみてください。(竹谷)