イモリしんぶん63号 環境エンリッチメント2
動物が心身ともに健康で快適に暮らせるように、飼育環境を改善したり充実させたりすることを、環境エンリッチメントといいます。イモリしんぶん10号でも紹介をしています。以前は成体イモリの住環境の工夫について紹介をしました。今回は、幼体イモリたちの住環境の工夫についての内容になっています。
現在、学校で飼育している幼体イモリたちは、個別の容器に入れて飼育しています。これは、湿らせたキッチンペーパーを床材にしてフタをしているだけの状態です。このキッチンペーパーだけの飼育環境は、健康チェックのしやすさや衛生面においての管理のしやすさを優先させているので、必ずしもイモリたちにとって過ごしやすい環境ではありません。
管理のしやすさとイモリの飼育環境の充実をいかにして両立させるか・・・ということで、教員宅の幼体イモリにご協力を頂き、住環境を工夫してみました。インターネットには様々な飼育方法の紹介が掲載されており、いくつかを参考にして行いました。
今回のイモリしんぶんでは、その工夫について紹介をしています。ぜひ読んでみてください。(竹谷)