イモリしんぶん82号 姿勢の話3
前回から引き続いてイモリの姿勢の話です。
魚類だったころは水中生活をしていたので、ヒレ(四肢に当たる部位)の筋肉は発達していなくてもよかったのですが、陸上進出をしてからはそうはいきません。空気中の重力に打ち勝つために、四肢をつくり筋肉を発達させる必要がありました。その過程で四足歩行を獲得しました。
四足歩行といっても、われわれ哺乳類のような歩行様式ではありません。背骨を左右にふりながら歩行をしています。この歩行を可能にするために、四肢に付く屈筋や伸筋を発達させています。
今回のイモリしんぶんでは、イモリの姿勢の話から、簡単な歩行の話をしています。ぜひ読んでみてください。
(竹谷)