化石のレプリカをつくる
高等部2年・3年では、夏休み前の時間を使って化石のレプリカを作成しました。
アンモナイトは中生代の示準化石として知られています。アンモナイトの化石自体はよく発掘されていますが、本物の化石を見る機会はあまりありません。そこで、化石をいつでも観察できるように、アンモナイト化石のレプリカを作成しました。
まず、石膏でアンモナイトをつくります。事前にシリコンでつくったアンモナイトの型に石膏を流し込み、固めてつくっています。
次に、アンモナイト化石を型から取り出し、少し乾燥させた後に着色していきます。水性でもアクリル絵の具でもよいそうですが、水性絵の具の方がより質感が化石っぽくなります。
着色したアンモナイトを乾燥させます。今回は自由に色を塗ってもらってます。
乾燥させたら完成です。希望者にはつやだしのニスを塗って仕上げます。
最後にラベルを作成して完成です。
何年もレプリカを作成していますが、いろんなレプリカをつくってくれるのでとても面白いです。実際の化石にいかに近づけるかを追求する人や、金ぴかの宝石のように仕上げる人、ありえないカラーリングにする人など、さまざまな人がいて面白いです。よかったら家でもやってみてください。おわり(竹谷)