国際交流部よりExchange activity

「OPCVL」を用いた批判的思考の育成―大久野島フィールドワークにおける地歴連携の試み―

平和なラビットアイランドか、それとも地図から消された毒ガス島か。
広島県竹原市忠海町の沖合に浮かぶ大久野島は、相反する二つの評価を内包している。

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2025年12月18日の地歴合同フィールドワークに先立ち、2005年に授業者自身が執筆した外国人向け情報誌『Okayama Insider』の記事を教材とした事前ガイダンスを行った。

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目的は、取材手法の習得と批判的思考の醸成である。
DP歴史で重視される「文献の価値と限界(Origin, Purpose, Content, Value, and Limitations)」に基づき、作成者のバイアスをいかに特定し、問いによって事実を検証するかを議論した。

そして、12月18日に現地入り。

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撮影スポットの多い大久野島…

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平和を願って…?

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「DP崖っぷち? いや、ピンチはチャンスでしょ!」という写真も。

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浜辺に行くと…

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カメラの先にいるのは、もしや漂流民???

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いや、DPで学ぶ生徒会長やサッカー部生たち…

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男女ともに季節感のない行動に…

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「冬ですけど…」

着替えを持ってくれば良かったと言う生徒。
着替えを持ってこさせて海を泳ぎ始めたら困るから、持ってこさせなくて良かったと安堵するDP教師。

朝日塾カメラチーム(ACT)顧問でもある地理の高取先生と生徒の撮影会が始まってなかなか前進できず…

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これがある意味、“ラビットアイランド“の力なのか…

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現地で様々な角度でシャッターを切り、ウサギとの触れ合いも楽しんだ生徒たちは、旧日本軍の毒ガス工場跡地を巡る過程で、「現在の平和」と「過去の負の歴史」の乖離に直面した。

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そこで得られた「つくられた平和感」への疑念や、負の遺産を観光資源とするニッチツーリズムに関するこのケーススタディーを、今後の地歴学習に活かしていきたい。

さて、12月15日は、大久野島からまっすぐ帰途につかず、「もう一つの軍艦島」と言われる契島にもフェリーで向かった。

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船上で物想いにふけっているかのようなDP生(生徒会長)を発見。

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すぐさま撮影し、「言語と文学」のDP授業のように、キャッチコピーをみんなでつけて盛り上がった。

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実際は…
いや、野暮だから語るのをやめておこう。

広島 に来たら、やっぱり最後はこれ!

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しかし、竹原市が観光地化されすぎず、これほど風情があるまちなみだとは…

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また、まち歩きをしながら新たな発見をしてみたくなった。

(国際交流部長・社会科主任 杉原大輔)