地域と共に夢一途~獅子舞を通じて
中等部サッカー部寮生や留学生をふくむ朝日塾寮生が、2021年11月7日(日)、御津公民館で開催された「御津獅子舞フェスタ運営ボランティア」に参加してきました。
午後2時10分から始まった中庭ステージでの「朝日塾ショータイム!」
最初は、2020年度、MYP ”Personal Project” で、ゼロから作詞・作曲した一曲を留学生が英語で独唱!
作詞・作曲のプロセスや意味、本校の英語教育に関しては、2021年12/2(木)8:20から放送のシティFM・レディオモモ「夢一途に〜朝日塾中等教育学校」コーナーで、詳しく語られる予定です。
続いて、英検二次試験を受験してから、会場にかけつけた朝日塾の名ダンサーが、漢民族の伝統的な舞を披露‼︎
そして、御津の伝統芸能をしっかり見て、真似ることで、継承していこうとしている寮生達の自主的な活動の取り組みも、実演されました。
10月の「獅子舞シンポジウム」で目にした、獅子舞の前に場を浄める神事「棒使い」に憧れ、見よう見真似で舞いの習得に取り組んだ2人の眼差しは、真剣そのもの。
取り組んだきっかけについても自分達で語りました。
ショータイムの最後は、今年、寮生達が創作した「朝日塾寮生演舞‼」
感染拡大にともなう自由の喪失と偏見の流布、そしてそれらに打ち勝つ心構えの大切さを、日中獅子舞を含む演舞を通じて表現しました。
過去5年間、御津地域の方々に獅子舞を「獅子舞フェスタ」のタイミングに合わせて教わってきた朝日塾の寮生達。
毎年、初めて踊る子ども達がいる中で、地域の一員として取り組んでこられたのは、御津獅子舞継承活動実行委員会会長はじめ地域の方々が、「基本だけ覚えたら、あとは自分達の獅子舞にしたらええ! 楽しくやるのが一番!!」と温かく、大らかに見守ってくださったから。
「朝日塾寮生演舞」は、昨年、人数を絞って踊った「獅子舞フェスタ」をきっかけに、子ども達自身の自問自答が生み出したものでした。
「自分達らしさって何だろう。今この時期に、こんな時期だから表現できることって何だろう」。
そう自問自答して、話し合い、サッカー部寮生、留学生、帰国生など、異なるバックグラウンドを有する朝日塾寮生達が創りあげてきた「朝日塾寮生演舞!」
地域の方々と一緒に獅子舞いをする「合同演舞」では、今回はじめて御津地域で踊った中国からの獅子も。
子ども達の人気者になっていました。
ステージ発表や体育館での「空気砲を作って、コロナのコロ蔵を退治!〜『MYP理科実験屋台』」以外にも、今後の地域貢献活動の活動資金を集めるための活動も行われました。
御津地域の問題点と魅力を真剣に調査・探究し、地域の方々の協力を得ながら寮生全体を動かして、「異なる他者」との「協力」を表す「朝日塾寮生演舞」を創出した立役者は、寮長を含むDP(ディプロマ・プログラム)一期生。
今夏、寮長が地域での活動をレポートにまとめて、全国一のボランティアの祭典、日米共同開催の「ボランティア・スピリット・アワード」にレポート応募したところ、「中国・四国ブロック賞」を受賞‼︎
11/14(日)の「活動報告会・交流会(オンライン)」で、御津の魅力と取り組みをプレゼンしました!!
さらに上位の賞を受賞できるか。
その結果は、12月19日(日)の「全国表彰式」で発表されます。
これからも地域と共に夢一途、応援よろしくお願いします!!