興除向上委員会の取り組み、まちおこしモデルに
「七曲七夕みたま祭り」を455年ぶりに朝日塾生と一緒に復活させた歴史新大陸の後藤代表らがプロデュースするkojo-kojo(興除向上)委員会の舞台『黄金のあしあと-kojo frontier spirits-』が12/2-3にかけて、ゆるびの舎文化ホール(岡山県都窪郡早島町前潟370-1)で公演された。
出演するプロの俳優は少数で、興除地域の方々に稽古をつけて挑んだ舞台は、
起承転結が秀逸!
息もピッタリで熱い!!
歴史新大陸を知らずともテンポよく、素晴らしい舞台だった。
ブルーレイの先行予約が始まったけれど、2日間の公演で終わらせるのは本当にもったいない作品だった。
kojo-kojo(興除向上)委員会の取り組みも参考に、歴史を掘り起こしてエンタメ発信、地域を元気にしていく持続可能な取り組みを朝日塾生に御津の地で続けてほしいと願っている。
【朝日塾生とのコラボ文面が掲載された歴史新大陸のチラシ】
【『黄金のあしあと-kojo frontier spirits-』ストーリー】
江戸時代後期、食糧不足などの問題を解決するため、幕府の命により岡山藩直轄事業として始まった、浅瀬を利用した干拓と新田開発事業。
この世界有数の規模を誇る大干拓事業は、人々の夢や希望とは裏腹に、水の確保や土地の境界線、資金調達などさまざまな問題が立ちはだかり、水をせき止めるための堤防づくりは困難をきわめた。
作っても作っても波にさらわれ流される堤防。
もはや自然には打ち勝つことはできないのか!?
「岩崎利兵衛」という実在の人物と「白いキツネ」がカギを握る、興除新田のはじまりのものがたり。
(国際交流部長・社会科主任 杉原大輔)