夢なんて、まだなくていい。 14歳、”考え始める”だけで人生は動き出す。
「将来の夢は?」
その質問がプレッシャーに感じるすべての人へ。

岡山の朝日塾中等教育学校で行われた、14歳の決意表明『立志式』。
そこで語られたのは、キラキラした成功談ではなく、人間味あふれる「成長のリアル」でした。

登壇したのは、医師を目指す12期生の齋藤くん(川崎医科大学5年)。

彼が後輩たちへ贈った言葉は、意外にも「ケセラセラ(なるようになる)」。
でもそれは、投げやりな意味ではありません。
「数学や理科が苦手でも、目の前のやるべきことをやったら、失敗しても必ずなんとかなる。周りには支えてくれる人たちがいるから」。


⭐︎飽きさせない講演の工夫も!
講演では、国家試験のクイズも出題!
800問の膨大な量に加え、「正解しても、これを選んだら不合格」という「禁忌肢」の存在に生徒たちも驚き!(◎_◎;)


過酷な道を進む先輩の背中が、何よりも雄弁に「準備と責任」を物語っていました。
⭐︎時代をこえてつながる「志」のリレー
朝日塾中等教育学校がある御津地域には、新渡戸稲造の『武士道』のモデルとなった「ラストサムライ」瀧善三郎の歴史が息づいています。
IB(国際バカロレア)教育に取り組む生徒たちがその歴史を現代に発信し、卒業生が後輩へ「自由と責任」の重みを語り継ぐ。
世代を超えた「志」のバトンが、ここにはあります。


⭐︎「自由」の本当の意味とは…
私たちが学ぶべきは、「正解のない問い」への向き合い方。
「自由」に生きるとは、自分の選択に「責任」を持つということ。
齋藤くんとは、各国の正月文化を擬似体験する”New Year Party “を一緒に運営したのが、個人的には一番の思い出。
ガンガンにみんなを引っ張るPm型リーダーではなくて、物静かなんだけれど要所要所、気配りを忘れずポイントを押さえていく安定感がありました。
齋藤くんのように、静かだけれど芯のあるリーダーシップで「やることやる」積み重ねが、最強の成長マインドセットになるのかもしれません。

⭐︎最後に
14歳。
まだ何者でもない。
だからこそ、何にだってなれる。
「立志」とは、完成した夢を披露する場ではない。
「自分はどう生きたいか?」
その問いに、初めて真正面から向き合う、一生モノのスタートライン。
大人である私たちも、もう一度「自分の志」を考え始めてみませんか?
(国際交流部長 杉原大輔)