勉強から学問への橋渡し~モヤモヤするTOK(Theory of Knowledge)の授業~
知識を「知る」とか、「知っている」って、どういうこと?
「考え方」を考えていくIB(国際バカロレア)・DPコア科目のTOK(Theory of Knowledge)。
その「TOK展示」プレ発表会が、引き続きメディアセンターで行われています。
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メディアセンターで、「価値観」や「知識の獲得」を自分なりに定義。
その上で、自分にとって身近な3つの事物から論じている高2DP生がいたので足を止め、話を聴いてみました。
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IAプロンプト34番「私たちの価値観は、私たちの知識の獲得にどのように影響するか」。
彼女が挙げた事物は意外。
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占いはよくある事例ですが、まさか1970年代のヒット曲「酒と泪と男と女」を身近な事物の一つとして選択してくるとは!?
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同じことを体験しても、ベースとなる価値観が違えば、新しい知識に対する感じ方や立場は変わってくる。
価値観が揺らぐと、新しい知識の獲得にもつながるのかも…。
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発表後の質疑応答を通じて、モヤモヤしつつも思考が深まっているようで、見ているこちらもワクワクしました。
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強いられてやる勉強から自分で問い続ける学問へ。
遊びと学びを切り分けず、探究し続けて、さらなる高みを目指してほしいと思います。
(国際交流部長・社会科主任 杉原大輔)