高等部3年【公共演習】思考のLESSON「サンプル問題(大学入学共通テスト)を解くカギ①」

高等部3年「公共演習」では、大学入学共通テスト(一般選抜)・総合型選抜・学校推薦型選抜など、あらゆる大学入試方式を想定し、政治・経済分野、倫理分野を中心とした「主体的・対話的で深い学び」に取り組みます。また、「公共演習」科目の選択者の志望学部・学科から、社会科のあらゆる学習内容(地理歴史・公民)に転移(トランスファー)できるように活動的に授業を設定しています。

本日4・5限(1学期最初の授業)
「大学入学共通テスト 公共サンプル問題」のうち、いくつかの問題をピックアップして解きます。
▼まず、「仏教に関する基礎的・基本的知識を基に、資料から道元の食事に関する考え方を読み取る力を必要」とする問題では、ロイロノートシンキングツールを活用して、キーワードをまとめます。(鎌倉仏教の特徴や道元の教えのキーワードを個人で調べます)http://zen-eiheiji.jp/eiheiji/history/dougenzenji.html

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▲「タイムキーパー」を生徒が担い、調査活動時間を管理します。
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▲生徒が「sub-facilitator」となって、授業担当教員のサポートを担います。
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▲次に「複数の正しい行為に関する考え方についての理解を基に、食品ロス問題の解決方法について考察する力を必要」とする問題では、「所有権絶対の原則」と「契約自由の原則」に分かれて、「原則」という共通点や特徴、現代社会の事例も考察します。
高等部3年 【公共演習】Classwork_KUSAKA hirofumi_G1フードドライブ高等部3年 【公共演習】Classwork_KUSAKA hirofumi_G2フードドライブ高等部3年 【公共演習】Classwork_KUSAKA hirofumi_G3フードドライブ高等部3年 【公共演習】Classwork_KUSAKA hirofumi_G4フードドライブ
▲各グループでまとめたシンキングツールを紹介します。各グループでまとめた内容を報告、思考を可視化した情報を共有することで、多角的な視点で物事を読み取る力も意識できます。このように、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組み態度」の観点をいずれかの活動と結び付けて、マーク方式や記述方式への対策を進めます。