社会科「Yell~西日本豪雨から3年、その後のストーリーを創ろう!」
西日本豪雨から3 年が経った 2021 年 7 月 18 日、「 Yell ~西日本豪雨から 3 年、その後のストーリーを創ろう!」と題するイベントが岡山市立御津公民館で開催され、御津中学校、岡山御津高校に続いて、朝日塾中等教育学校の高等部 2 年、 DP 生が発表しました。
冒頭、逢沢一郎議員からご挨拶があったこともあり、最初は緊張の面持ちでしたが、新たな地域活性化の提案を DP 生が行いました。
その名も、「愛を届ける号」。
朝日塾のスクールバスを使い、地域の新たなコミュニティの場を創出し、地域の人と「人とのつながり」を強化するというプロジェクトです。
このプロジェクトのきっかけは、二年前。
現高2 生が中等部 3 年生だった時に出かけた御津金川地域へのフィールドワークでした。
調査を通じて、高齢化率が非常に高い 御津金川地域が、約 10 年に一度の頻度で洪水被害に見舞われていること、そうした被害を最小限に抑えるのに、地域の「人と人とのつながり」が役立っていることがわかりました。
彼らは、毎年11 月に開催される御津獅子舞フェスタを、重要なソフト面の対策の一つと位置づけ、寮生を中心に、獅子舞フェ スタの運営に一部携わるボランティアに加わっていく過程で、地域の方々とお話をする機会が増え、人と人とのつながりの大切さを再認識しました。
コロナ禍で交流の機会が失われていく中、「児童の宿題のお手伝い」、「本だけでは分からない、人の経験から語られる貴重なお話」、外国人対象「日本語 防災講座」などを、 抗菌コーティングされた スクールバス で行っていく ための交渉を校長と交渉していくところだと説明をしました。
ただ、「地域のニーズに合っていないプロジェクトだと、コストがかかるだけなので、朝日塾の『愛を届ける号』でご提案している事柄に、御津地域のニーズがあるか、何か工夫すべき点がないか、皆さんからご意見を頂きたい」とアンケート調査の協力を求めました。
会場から、「朝日塾には夢がある。振り返りを通じて新たしいものを生み出す元気がある。乗り越えなければならないことはあるだろうけれど、頑張って実現させてほしい」という声が、学校Facebook には、「本日はご苦労様でした。生徒さん達発案の『愛を届ける号』。素敵なプレゼンでしたね。これからどのように実践されていくのか楽しみにしています。応援していますね」というメッセージが寄せられました。
コロナ禍中、乗り越えなければならない壁は低くはありませんが、まずは夏に参加することが決定した「高校生ビジネスプラン・グランプリビジネスプラン作成講座」で経済的視点から自分達のプランをブラッシュアップして、実現を目指してほしいと思います。
今回の発表・取材風景は、下記のテレビ番組で放送される予定です。
【oni ビジョン「 oni ニュースプラス」】
■7 月 19 日 (月)
17:00 、 19:00 ~、 21:00
■7月20日( 火) 、 21 日(水)
8:30 ~、 17: 00 ~、 19 :00 ~、 21: 00