学校の怪談

様々な行事がなくなり、部活動の幅も限られてしまっているコロナ禍中、サッカー部生を怖がらせようと、いや、楽しませようと思い、お盆半ばの14日夜、寮長達と「学校の怪談」を企画してみました。
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密にならないように、夜な夜なグリーンホールに部員達を集め、サッカー部コーチにミーティングをしてもらっている最中、学校のすべての電気を全消灯。
消灯後直ちに、校内放送を通じて怖い音楽を。

この間、コーチは、「何でもない。何でもないから落ち着け、落ち着け」などと言いながら、かえって緊張感をあおる。

放送の終わりかけ、懐中電灯でドア上部を照らしながら、手のひらを窓に押しあて、ガタガタ言わせてから、ライトで顔を照らしつつ、寮長達扮するお化けが室内へ。

なぜか部員を一列に並べて、「一本、二本、三本…」と数えながら一人ひとりにアイスを配る。

「余りは?」という男子寮長の問いかけに、「お化けの貞子おばあちゃんの分ね」と返す女子寮長。

その後、「ちょっと話を聞いてください」と懐中電灯片手に呼びかけてから怪談話を聞かせてみました。

【トピック】
・幼少期、住まいの向かいの建物で焼け死んだ子ども達と金縛り体験
・同室で亡くなったある男の話
・大雨の時に見えたおばあちゃん

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「怖いから先生、やめて〜」と言いながらも耳をそばだてる部員に気をよくして、語り続けてしまいました。
実際の場所にもとづく話を大きく、もっともらしく話しているだけに怖かったらしく、当夜は「トイレ、怖いから着いてきてもらえませんか」と寮監に懇願する中1生複数。
「あの学校は怖い」というデマが広がらないことを願いつつ、満足でした。

恐怖を乗り越え、2学期も頑張ってください。