IBミーティングで教育実践内容の振り返り
Google Workspace for Educationを活用して、MYP4の中3生がどのように「地域活性化プロジェクト」に取り組んできたか。
今夏、一般社団法人日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)主催「ICTEセミナー in Okayama」にて、朝日塾中等教育学校の草賀教諭(社会科)が実践報告してきました。
25日放課後、その発表を朝日塾教職員の皆で改めて聞き、自分たちの教育実践にどのように活かせるかを考えました。
「個人と社会(社会科)」を草賀教諭から学ぶ生徒の今回の役割設定は、AJSS(AsahiJuku Secondary School)音声ガイドの製作スタッフ。
「岡山市御津郷土歴史資料館」内で展示されている作品の音声ガイドナレーション原稿を作成して、実際に録音するというのが中等部2年次終わりから3年次はじめにかけての彼らに課されたミッションでした。
音声ガイダンス原稿を作成するための調査活動では、出前講座やグループディカッション等の経験をふまえ、他者の意見や情報を交換する場を設けました。
そうした学習活動を通じて、社会的事象に関わる情報をまとめて共有したり振り返ったりするのに、Google Workspace for Educationの活用がいかに有効だったかに関する資料の提供がなされました。
草賀教諭の実践報告から見ることができる「探究⇔行動⇔振り返り」というIBの学習プロセスは、文科省やOECDが求めるところと同じ方向性で、より具現化したものと言えます。
「令和3年度概算要求主要事項の概要(文部科学省)」、「新学習指導要領リーフレット(文部科学省)」、「OECD-Education-2030-Position-Paper」を用いて、草賀教諭の教育実践の価値を杉本校長が位置づけられました。
このように、朝日塾の教職員は、教育実践内容を内外で振り返りながら常に高め合っています。
2学期が始まりました。
生徒の皆さんも、一緒にさらなる高みを目指していきませんか。