MYP5 UNIT2「地理レンズ」からみる歴史探究(生活文化の多様性と国際理解)9

MYP5年次(高等部1年)社会科は、新教育課程である「地理総合」と「歴史総合」を組み合わせた、『「地理レンズ」からみる歴史探究』をテーマに学習を進めています。

「研究課題の説明」
 生徒は、「AJSS historical geography調査団」の一員として、地理的要素をふまえた、世界の各地域の社会的事象を調査・検証する人物である。生徒は、世界の人々の生活文化がみられる地域の特徴や自然及び社会的条件との関わりなどに着目し、主題を設定、多様性や変容の要因などを多面的・多角的に考察しなければならない。

本日1・3限 総括的評価「ポスターセッション」と振り返り
Microsoft PowerPoint - 02 MYP5個人と社会2022-01 
Microsoft PowerPoint - 02 MYP5個人と社会2022-02
UNIT2 総括的評価Summative Assessment課題研究テーマ一覧
※各グループでまとめた表(生徒氏名のみ未表記)

 総括的評価Summative Assessment学習課題「人々は、地域の自然環境などを生かして産業を発展させてきた。産業の発展は、人々の生活にどのような影響を与えてきたのだろうか。また、産業のグローバル化によって、人々の生活はどのように変化してきたのだろうか。」について、「地域」「地理的要素」「歴史的事象」を組み合わせて、「探究テーマ」を設定。各グループで設定した主題をもとに、模造紙1枚にまとめました。

本日1限、総括的評価「ポスターセッション」を行いました。
高校棟3Fグリーンホールに、パーテションを設置、各グループの模造紙をセットします。
まずは、①発表時の概要説明(確認)を行い、②リハーサル後、③A・B、2つのグループ(9班をA・B、2つのグループに所属)で交互に発表です。
↓リハーサルの様子です。
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↓各グループ発表の様子です。
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→オーディエンスは、各グループの発表後に模造紙に貼っている「二次元コード」を読み取り、発表時の評価を行います。
【評価の内容】
・3つの地理的要素の視点を用いて、「生活文化の多様性」を題材に研究課題を設定しているか。
・選択した地域の特徴や自然・社会的条件(歴史的背景)の情報、グループでのいくつかの見解をまとめているか。
・伝達形式(表現方法)をいくつか組み合わせているか。(伝達形式の例:記述レポート、口述プレゼンテーション、動画、ストーリーボード、マップ、図解、フローチャートなど。視覚要素としてマップ、図解、グラフ、年表、表など)
・総合評価をつけてください(最高8点)

3限(各HR教室)、各班の他者評価と自己評価を組み合わせて、振り返り(評価の分析、ディスカッション)を行いました。ActionPlan 行動計画表の記録を完成させます。
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当初の予定では、A・Bグループ3回発表を行うことになっていましたが、実際は発表スケジュールの遅れが生じ、2回ずつしか発表できませんでした。(生徒の皆さん、申し訳ないです)
改めて、18日(火)3限に各班1回ずつ、全体発表に切り替え、3回目の発表を補填する機会とします。
この様子については、保護者Classroomに配信予定で考えています。
生徒の皆さん、今回の「ポスターセッション」では、前回のインフォグラフィックスレポート時からの発展や改善がみられ、各班での協働的に取り組んでいる様子から、コミュニケーションスキル、創造的思考スキル、情動スキルなどが発揮されていると感じました。
また、ActionPlan 行動計画表では、毎時限の活動内容の振り返りや生徒個々の振り返りについて、詳細かつ念密な記載がみられました。
これからも、思考力(インテリジェンス)を意識した「Action(行動力)」を発揮してほしいと思います。