高等部1年LHR「SA活動」
本日7限「SA活動」
【SA活動とは】
奉仕活動は、「人のために行う」という考え方から、公共の利益のための共同責任において「人と協働で取り組む」という考え方へと進化させていかなくてはなりません。有意義な奉仕には、コミュニティー内で個人同士、グループ同士のつながりをつくるなどの交流が含まれます。奉仕活動に関わるすべての人々の権利や尊厳、自律性を尊重するべきであるという一般原則に立つということは、奉仕活動の対象となるニーズを特定する際、事前に関係するコミュニティーや個人とコミュニケーションをとり、十分な話し合いが行われる必要があるということです。相互的な交流に基づくこのアプローチは、関与するすべて人々の潜在的な利益を最大限に引き出します。これには生徒がコミュニケーション能力を高めるための学習機会も含まれています。
奉仕活動の土台であるコミュニティーパートナーと学校が長期的な関係を築いている場合でも、生徒はそれらの関係性の中にある現在のニーズを理解しようと取り組み、どのようにして自分の行動を他の人々のために役立てられるかを検証しなくてはなりません。以前に立てた計画を検討し練り上げることで関連性を高め、自分の能力や広がる知識を統合することができます。
「MYP原則から実践へ」から一部抜粋
→本校PTA事業のひとつ「資源回収推進」に協力するため、2学期末以降、各グループでどのようにPR活動すればよいか検討していきました。実際に3学期には生徒たちで「地域の方々と一緒にPR活動をして行こう」と計画を進めていましたが、スケジュール等の調整がうまくいかず、結局実現できず...。
↓各グループで進捗状況や具体的な活動を模索してきました。
(生徒名は未表記です)
現在、本校中学棟校舎裏または寮にて、「資源回収推進事業」として、いくつかのコンテナを設置、「雑紙、新聞紙、段ボール」を回収しています。次年度、保護者の皆様や地域の方々のご協力のもと、「SA活動」による資源回収を実現できるようにしたいと思います。
↓生徒の作品を紹介します。