高等部3年【公共演習】「近代民主政治の歩み」講座
高等部3年「公共演習」では、大学入学共通テスト(一般選抜)・総合型選抜・学校推薦型選抜など、あらゆる大学入試方式を想定し、政治・経済分野、倫理分野を中心とした「主体的・対話的で深い学び」に取り組みます。また、「公共演習」科目の選択者の志望学部・学科から、社会科のあらゆる学習内容(地理歴史・公民)に転移(transfer)できるように活動的な授業を設定します。
本日4・5限
▼教育実習生(本校卒業生)による模擬授業、近代民主政治の歩みに関する演習プリントに取り組みます。
ホッブズ・ロック・ルソーらによって、社会契約説の考えが説かれ、民主政治の基本原理のひとつ、基本的人権の保障へとつながる流れを学習します。
▲国家の三要素の特徴から始まり、ホッブズ・ロック・ルソーそれぞれの人物が考えた「自然権と契約」の関係性や歴史的背景をつなげて、3つのグループに分かれてまとめます。
▼次の問いとして、「各人物の思想と日本または中国のいずれかの政治体制とどんなつながりがあると思うか」に対して、グループの見解を含め、付箋など用いてレポートにまとめます。各グループ代表生徒が発表、3人の人物について情報共有を図ります。
▼本日の学習内容を振り返り、演習問題に取り組みました。
▲「近代民主政治の歩み」に関する正誤文問題に取り組みます。正誤問題とは一般的に、問われている内容が「合っているか」「誤っているか」を判断できるかどうかが試される問いです。問題文や選択肢の中に「正誤を判断させる部分」を見極めるトレーニングです。