高等部3年【公共演習】「少子高齢社会における社会保障」講座2

高等部3年「公共演習」では、大学入学共通テスト(一般選抜)・総合型選抜・学校推薦型選抜など、あらゆる大学入試方式を想定し、政治・経済分野、倫理分野を中心とした「主体的・対話的で深い学び」に取り組みます。また、「公共演習」科目の選択者の志望学部・学科から、社会科のあらゆる学習内容(地理歴史・公民)に転移(transfer)できるように活動的な授業を設定します。

本日4・5限
▼オリジナルレポート課題「社会保障制度を考える視点」
前回の学習までの振り返りとして、次の問いに答えます。
「日本の社会保障制度は、少子高齢化の影響を受けて、現状の維持が難しくなっている。持続的な社会保障制度とするには、どのような改革が必要だろうか。今後の日本の社会保障制度のあるべき姿を考えよう」
日本の社会保障制度は、「低福祉・低負担」か「高福祉・高負担」のどちらがよいか、自分の考えをまとめます。
「ノーマ君と考えるノーマライゼーション社会」(さいたま市)の動画も教材として使用します。
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▼作成途中の様子です。
「低福祉・低負担」「高福祉・高負担」それぞれのメリット・デメリットを調べています。どちらか選ぶ際のキーワードを興味深く考えています。「中福祉・中負担」はどうかという意見も出ていました。福祉国家の実現には、多くの課題がありそうです。

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▼いくつか提出したレポートを紹介します。「高福祉・高負担」の立場が多そうです。次回、情報共有を図ります。
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▲情報共有後、演習問題(正誤文問題)に取り組みます。正誤問題とは一般的に、問われている内容が「合っているか」「誤っているか」を判断できるかどうかが試される問いです。問題文や選択肢の中に「正誤を判断させる部分」を見極めるトレーニングです。