高等部3年【公共演習】「雇用と労働問題」講座
高等部3年「公共演習」では、大学入学共通テスト(一般選抜)・総合型選抜・学校推薦型選抜など、あらゆる大学入試方式を想定し、政治・経済分野、倫理分野を中心とした「主体的・対話的で深い学び」に取り組みます。また、「公共演習」科目の選択者の志望学部・学科から、社会科のあらゆる学習内容(地理歴史・公民)に転移(transfer)できるように活動的な授業を設定します。
本日4・5限
▼「労働者にはどのような権利があるのか」「労働者と使用者の関係は対等だろうか」「現代の労働問題は解決できるのか」といった問いに対して、演習プリントにまとめていきます。
▼「給料や休暇以外に、どんな権利を保障してくれる企業だったら就職したいと思う?」「近年の若者の就業環境における、さまざまな課題とは?」について、共有シンキングツールでコメントします。
労働環境を取り巻く変化について、「日本的雇用慣行の崩壊」「有効求人倍率」「失業率」についても着目します。
▼演習プリントの整理終了後、オリジナルレポートを作成します。
「仕事に集中して賃金アップを目標にする」「結婚や育児を機に働き方を家族で相談する」「テレワークなどを活用して効率的な働き方をする」など、あなたが求めるワーク・ライフ・バランスは、どうすれば実現限できるのかについて、自分の考えもまとめていきます。
▲作成途中の様子です。
参考資料として提供した資料集のデータを貼り付けたり、シンキングツールや付せん機能を活用したり、自分の考えを落とし込んでいます。
次回、情報共有を図ります。情報共有の後、演習問題(正誤文問題)に取り組みます。正誤問題とは一般的に、問われている内容が「合っているか」「誤っているか」を判断できるかどうかが試される問いです。問題文や選択肢の中に「正誤を判断させる部分」を見極めるトレーニングです。