中等部2年 職場体験学習3日目③
今日はついに職場体験最終日です。
朝日塾小学校では体育と図工の授業のサポートをさせていただきました。


児童の期待に応えることも、目線を合わせて話すことも先生として重要な素養です。
どのようなコミュニケーションが望ましいか、試行錯誤しながら児童と接することができました!


真剣な眼差しで児童の様子を観察しながら、気になったことをまとめています。
業間休みはドッジボールとサッカーをしました。
年上のお兄さん、お姉さんは児童に大人気で、限られた休み時間を一緒に楽しみました。


動物愛護センターでは昨日の反省点を踏まえ、ウサギとモルモットの世話、犬の散歩をしました。




黙々と作業をするのではなく、「おはよう」「ごはん食べよ」と呼びかけてあげることが、動物とのコミュニケーションの第一歩です。
朝の散歩も同様で、社会性の強い犬に対してどのように振舞うかを意識しました。
「ただ散歩が楽しい」を超えて「譲渡できる犬になるようしつける」といった目的を持って散歩をします。

しゃがんで呼びかけると、犬側も安心するようで早速挑戦していました。近づいた袋を噛むハプニングもありましたが、叱る時を逃さないことも重要です。かわいいとは思いつつも、メリハリをつけて犬と接する難しさを身を持って学びました。


体験終了後は、職員の方と3日間の活動を振り返りました。仕事として動物と接する楽しさや難しさを経験し、生徒たちは初日よりもずっといい顔つきをしていました。
職場を問わず、貴重な経験をさせていただいた感謝の気持ちを忘れずに、立志式に臨んでほしいと思います。


【教諭 加納琢三】