DP N27の生徒が豊島研修に参加しました!

7月13日(月)、N27の生徒たちが豊島研修に参加しました。生徒たちは、放課後の事前研修やいくつかのDP科目の授業を通じて豊島事件について学び、現地で学びたいことを明確にしたうえで、当日の産業廃棄物投棄現場訪問に臨みました。

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産業廃棄物の投棄現場では、語り部の石井さんが、「廃棄物を積んだ10トントラックを道路に並べたら、どのくらいの距離になるか」という質問を交えながら、どれほど膨大な量の廃棄物が投棄されていたのかを分かりやすく説明してくださいました。写真にあるように、現在は少しずつ緑が戻ってきていますが、当時はこの場所で廃棄物の野焼きが行われ、汚染物質を含んだ煙がもくもくと上がっていたそうです。その煙は、上空を飛ぶ鳥が落ちてくるほどひどいものだったといいます。

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その後、資料館を見学し、美しい島に産業廃棄物が持ち込まれて野焼きが行われるようになった経緯や、島民への健康被害が広がっていった背景について学びました。また、そのような事態に対し、島民の方々がどのように業者と行政を相手取り、長年闘ってきたのかについても説明していただきました。生徒たちは石井さんの話を熱心に聞き、記録に残すためにメモを取ったり、写真を撮ったりしていました。

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資料館を出た後は、NPO法人「瀬戸内オリーブ基金」の方々が取り組んでいる植生回復活動の現場を訪れ、その取り組みについて説明を受けました。そして最後に公民館へ戻り、振り返りの時間を持ちました。

振り返りの中では、島民の方のお話や生徒のコメントから、「信念をもつ」「思いやりのある」「挑戦」といった、IBの「10の学習者像」につながるキーワードが自然と浮かび上がりました。今回の研修の目的である「学びの意義」の再認識が参加者の間で共有できたことを、大変嬉しく感じています。

研修後、本校で改めて行った振り返りでは、「校内でのごみのリサイクルを促す活動」や、「豊島に行ったことがない人にも学びを伝えられるような冊子の作成」など、今後の活動につながる素晴らしいアイデアが出ました。これらのアイデアを実現できるよう、2学期にさらに話し合いの時間を設けたいと考えています。

(IBコーディネーター 石口 智堂)