再開した寮生朝学習を紹介しますvol.2
6月15日から「寮生朝学習」を新時程で再開しました。
始業前、寮生は通学生より早く登校して、3つのグループに分かれて朝学習に励んでいます。
今日の朝日塾NOWでは、先日のスタディサプリ自習組と日本語強化組の紹介に続いて、第3グループの図書自習組を紹介します。
図書自習組では最初の15分間、NIE(Newspaper in Education)の取り組みの一環で、図書館やホームルーム教室に置かれている新聞記事を切りぬき、3色ボールペンを使って要約し、時事研究スクラップシートに自分の意見をまとめています。
本校では開校以来、毎朝、ホームルーム教室に新聞を配布し、学習・進路指導に活かす取り組みが行われてきました。
寮生朝学習再開以降、図書館で朝学習に取り組む中等部の寮生達が、教室や図書館、生徒寮に置かれている新聞記事に自ら目を通す姿が増えてきました。
先日、時事研究スクラップシートを添削した国際交流部長から、図書自習組の寮生に次のような声かけがありました。
「みんなの新聞記事のまとめ方に驚きました。
毎年、進路指導をする中で時事研究スクラップシートを使ってきました。
今までは先輩たちのサンプルを見せてから取り組ませてきましたが、今回は、みんなにサンプルを見せずにいきなり取り組ませたのに、こんなにユニークなスクラップを初回から作ってくるとは、すばらしい。
『これから発展的に調べてみたらどうだろう』という点にコメントしておいたので、この調子で頑張りましょう」。
一つの記事から関連する別の記事に、さらには図書館の文献にまで手を出し、時事研究スクラップシートの裏側にまで調べたことを記入する寮生もおり、子ども達のやる気の高まりを感じています。
でも、図書自習組がNIEに費やす時間は15分間のみ。
残りの時間は、自分の教材や漢検・英検・GTECなどの過去問に挑戦させています。
「気持ち悪いぐらいがちょうど良い。
時間を区切って切り替えていくことで、休憩時間も新聞や本を手にとって調べてみようという気持ちが長続きする」。
そう考えているからです。
生徒寮が学校に隣接しており、学校の各ホームルーム教室に新聞が配布されているという恵まれた環境を最大限活かし、みんなで集中して頑張り続けていきましょう。