MYP4 個人と社会特別編「IB実習」2
昨日(12日)と本日の2日間、都留文科大学国際教育学科の学生の皆様にご来校いただき、「IB実習」を実施しています。
MYP個人と社会での研究課題に対して、より発展的な探究活動の一助と捉え、様々な国や地域の文化・文学・思想の多様性について学ぶ機会と位置付けます。
▼昨日の続き、ポスターセッション(ポスター作成と発表)を行いました。
▼各グループがまとめた模造紙を紹介します。
▲各グループ発表の内容ついて、様々な質問がありました。「国際社会では、どのような社会的立場にあるか」「最も重要だと思うトピックは何か(発展できそうなトピックは」」「自分たちだったら、(その問題に対して)どのように行動するか」「その国の魅力はどのトピックと関連付けられるか」などなど、活発な質疑応答でした。
▼いよいよ貿易ゲームの始まりです。
▲各国に指定された条件をふまえて、「資金」「他国への協力体制」「環境への影響を配慮」の視点からどのように交渉すべきか、生徒の皆さんは試行錯誤しながらも協働的に取り組んでいます。貿易ゲームが進むにつれ、追加される様々なミッション(社会的事象)に対しても、活発な意見が飛び交います。
▼最後の振り返りでは、身近な地域や国際社会において、日々生じる社会的事象(出来事)に対して、「当事者意識をもって(考えて)行動できる」こと、また、エンパシー(Empathy)の力が必要であることを学びました。
(エンパシー=自分とは異なる価値観や考え方を持つ他人に自己を投影し、相手が何を考えているのか、どう感じているのかを想像する力のこと。)
▲都留文科大学国際教育学科の学生の皆様、2日間ありがとうございました!