中１ MYP言語と文学
中１MYP言語と文学（国語）では、MYPの導入として「広告分析」を行っています。これまでの国語のイメージがガラッとは変わったと感じた生徒も多かったようですが、ＭＹＰ言語と文学は「知識を与える」だけではありません。「書かれたことを素直に読み取る」だけでもありません。「書き手は意図を伝えるためどんな工夫をするのか？」「私たち受け手はどんな影響を受けるのか？」など、「言語」という観点を重要視し、概念を大切に批判的思考を養いながら作品を深めていきます。
今回のお題はACジャパンの「地球が２つ必要です」という広告作品。「『地球が２つ必要』というキャッチコピーの重要性ってどこから分かるの？」「この地球は日本が真ん中になってるけど何か意図がある？」など、どんどん疑問を投げかけます。国語の視点だけではなく、地球という地理的な視点での疑問も飛び交いました。生徒同士でも自然と質問が飛び交い、徐々にディスカッションになってきました。ディスカッションを踏まえて、根拠をもった回答をどんどんメモしていきます。
次回は見つけた工夫の分析を「分析論」として文章にしていきます。次回もまだまだ新しい視点での分析がでてきそうですね。みなさんの積極的な分析楽しみにしています！
