中1 MYP2言語と文学 詩の朗読

「雨は蕭々と降っている」

今日の天気にぴったりの三好達治の『大阿蘇』の詩を同じ誕生月のチームで朗読しました。

「もしも百年が この一瞬の間にたったとしても 何の不思議もないだろう」

叙景詩を読み、難しい言葉が使われていることなどから生徒は大人向けの詩だと感じたり、上級者向けの詩だと感じたりしているようでした。遠く阿蘇の景色を思い、今もその情景がそこにあるのだろうと想像しました。文末表現に注目したり同じ言葉が何回出てくるのか数えて詩を分析して考えをまとめていきます。

このユニットは「コミュニケーション」が重要概念です。チームを作っての朗読を通してどのように読めば詩の雰囲気が伝わるのか、朗読する人も聞く人もそれぞれの役割が重要だと話しました。

声に出して伝えるコミュニケーションについて体験を通して学んでいってほしいと思います。

 
【国語科教諭 平松綾子】

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